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空間工房匠屋のブログです。
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匠屋親方からの依頼

投稿日:2023.8.28

こんにちは、大工のけいいっちゃんです。

先週、匠屋親方からの奥さんから自宅で使うチェアーチェスト?名前がおしゃれでこれであっているかわかりませんが、ベンチ型収納ボックスの製作を依頼されました。親方の私物を自宅で入れるのに使う目的と言われました。この依頼で難しかったのは、今作業内容にある材料を使い製作してくださいとのことでした。

材料目的在庫を残さないよう仕事をしていますので、ほぼボックスを作るための大きい板材はほぼなくどのようにするかに悩みましたが、発想を変え過去にイベントように壁の見本のために使ってい枠をバラバラにした端材と作業場の裏に何年も放置してある敷地に囲いをするための杭を使って製作また天板は、リフォーム現場で、カウンター天板をそこそこ綺麗に外したものが、あったのでそれも使いました。

まるで📺的料理職人が、冷蔵庫の中の素材で美味しい料理を作っていく感じですね。

杭は脚件柱代わりに使い、壁サンプルの枠は箱の壁ただ
以前組み立ていた、ネジの穴や壁板を嵌め込んでいた溝などありまた一枚の板幅が、10、5センチ今もそっていたり、ねじれていたりと普通は、下地材に使うのもあまり良くないかなぁとそのような材料を選び、板は加工機でねじれやそりヲ直し同じ寸法に加工しました。
以前使われていた溝は、あえてデザインとして外側に見えるよう使いました。ネジのも穴はそのままです。
天板も壁に使っている板が板目の無垢材なので、
積層材の材質をそのまま使うと見た目のバランスが合わないので、名栗加工もしました。引き出しの取手などもリフォームで解体した時のクローゼットの取手を補完してしたもので、それを再利用しました。
またバス穴や板の色合いも様々だったので、私の誕生日プレゼントで、匠屋から頂いたバーナーを使い焼き加工して艶消しニスで、仕上げました。引き出しの中箱も手すりリフォームの受け材の端材で製作と普通であれば産廃ボックス日で処分されてしいる材料で、製作しました。でもその様な材料で、作ったチェアーチェストには見えませんね。今物価高騰しています。建築材も数年前より数倍も値段が上がり使えそうなものはこうしてゴミにしないで再利用してエコなことも考えないといけない時代ですね。また世界中で、森林火災からありおそらく材木はもっと高騰していくと思います。
昔の日本人を見習い使えるものは大事に再利用出来るものは、簡単に捨てずに再利用する。これからはこの様な考え方で、私たち建築業界ばかりでなく全ての事に意識していかないといけませんね。

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  1. 匠屋の想い

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